徳川家康公生誕の地
愛知県岡崎市は名古屋市の東部に位置する西三河地方の中心的な街です。 岡崎市は矢作川と乙川に造られた平野部と三河高原に連なる山間部からなっており、自然を身近に感じられる恵まれた環境にあります。市制を実行したのは全国で67番目(大正5年7月1日)と早く、市政の歴史はすでに100年を超えています。
人口:約38万人 岡崎城
徳川家康公生誕の地であり、天下統一の足がかりとなった城であったことから、江戸時代には「神君出生の城」として神聖視されていました。復元された天守は現在、歴史資料館として親しまれています。岡崎城を中心とする岡崎公園内には、城塁、内堀や家康公ゆかりの史跡等も多く、家康公と三河武士の生きざまを展示した歴史資料館「三河武士のやかた家康館」などが広い敷地に点在しています。また、桜の名称としても知られ、春には岡崎城を背景に、桜を見物する人で賑わいます。 花火
毎年、8 月の第1土曜日に開催される「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」は、岡崎の夏の夜空を彩る風物詩です。もともとは、菅生神社の奉納花火がはじまりといわれ、その記録は江戸時代に遡ります。岡崎藩は譜代大名で、火薬の製造を許されていたため花火師が多くいました。明治頃の例祭では、菅生川(乙川)に数千の紅提灯を配した鉾船(ほこぶね)を数艘浮かべ、船上で手筒花火を上げ、水中へ「金魚花火」を放ったそうです。 神社仏閣
人口当たりの神社仏閣の数が一番多いのは京都や奈良でもなく、愛知県岡崎市と言われている。徳川家康公が生まれたこの町では江戸時代に江戸幕府によって保護された寺社が数多くあるからである。 主な神社仏閣 |